maya119923’s blog

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頭にニキビ。ぶつぶつしたできもの。私の解決方法。

 

こんにちは、まやです。

 

今回はタイトルのように、頭にできものができた際の体験談を書いていきます。

 

 

 

 

はじめに

 

まず私の頭にできたニキビのような、ぶつぶつとしたできものの正体は脂漏性皮膚炎でした。

 

現在はほぼ完治しています。

 

なぜほぼ完治と書いてあるかというと、脂漏性皮膚炎は難治性疾患に分類されるからです。

 

現状は飲み薬や塗り薬を使用せずに4年以上症状が出ていませんが、またいつか再発する可能性があるからです。

 

今回は2年ほど症状が治まることなく、ひたすらに悩んでいた私の治療方法など体験談を書いていきます。

 

同じように悩んで苦しんでいる方の参考になればと思います。

 

脂漏性皮膚炎とは

脂漏性皮膚炎とは、皮脂分泌の多い鼻周辺や耳の後ろ、髪の毛の生え際、トウヒなどに起きる皮膚炎のことです。

炎症を起こし皮膚が赤く腫れます。さらにかゆみを伴い、皮膚が薄く剥がれることがあります。また頭皮の場合フケが大量に出るようになります。

 

私の場合は後頭部にできました。そのため皮膚がぽろぽろと剥がれたり、炎症がひどいときに手で触れてしまいケロイド状になったりしました。

また一時的にできものができている個所の毛が抜けたりしました。

 

できやすい性別や年齢

女性よりも男性の方がなりやすく、生後2~12週の乳児と思春期~40歳に発症のピークがあります。乳児の場合は自然に完治することが多いですが、成人になってから発症した場合、慢性かつ再発しやすい難治性疾患となります。

 

私は19歳の時に発症し、21歳まで症状が治まらずに悩んでいました。

 

発症の原因

現在発症の明確な原因は分かっていません。様々な原因が影響し、発症、悪化していると考えられています。

  • 皮脂貯留 (入浴不足や、洗顔不足など)
  • 生活サイクルの乱れ (寝不足、生活環境の変化など)
  • 皮脂を好むカビの増加
  • 食生活の偏り(高脂肪食品の摂取など)
  • 過度のストレスなど
  • ビタミンB1ビタミンB2の不足

 

 

私の発症のタイミングは大学生になった時です。下宿での慣れない新生活からのストレス、不規則な就寝時間、自炊による栄養の偏り、ジャンクフードの大量摂取が発症の原因のように感じます。

 

 

治療方法

一般的に皮膚科では、塗り薬を処方されます。皮膚の炎症のため弱いステロイド剤から、痛みが強い場合は強いステロイド剤へ変更します。

またカビが原因となっている場合も多いため、抗真菌外用剤を併用する場合もあります。

 

 

皮膚科を受診しました

私も最初は頭にできたただのニキビだと思い放置していたのですが、どんどん症状が悪化し、良くなることが無かったため皮膚科の受診を決意しました。

 

まず大学付近の皮膚科を受診しました。この時はステロイド外用剤と飲む漢方薬を処方してもらいました。しかし全く症状が良くなることはありませんでした。

 

半年近く同じ皮膚科に通っていたのですが、中々治ることは無くお医者様からも完治は難しいと聞かされ絶望したのを覚えています。

 

 

 

完治が難しいと聞かされた後

 塗り薬や飲み薬での完治が難しいと聞かされた後は、生活習慣を見直しました。

 

規則正しい時間に生活し、食事も栄養バランスに気をつけました。またビタミン不足とならないようサプリメントも飲むようにしました。

 

髪を洗う際のシャンプーも市販のもので色々と試してみました。

 

 

しかし結果として症状は何も改善しませんでした。

 

 

脂漏性皮膚炎で辛かったこと

脂漏性皮膚炎が後頭部にできているためシャンプーをする際、いつも手に触れてしまいとても気になりました。

また、かゆみを伴うためかきむしってしまい一時的に後頭部の毛が薄くなってしまいました。

 

美容室へ行く際も後頭部がぼこぼこしている自覚があるため、どんな風に思われているのかと考えたりしてしまい、精神的に辛かったのを覚えています。 

 

友人と行動する際も、後ろ姿を見られるのを意識的に避けたりしていました。

 

症状が治まることは無いと信じ込んでおり、この時は治療を諦めて辛い思いをしながら生活していました。

 

 

治療のきっかけ

 

もう一度治療をするきっかけとなったのが、親知らずを抜歯した後に1週間飲み続けた抗生物質でした。

1週間抗生物質を飲み続けた結果、少しだけ炎症が治まりました。

 

これをきっかけにもう一度皮膚科へ行ってみようと思いました。この時引っ越しをしていたため、別の皮膚科を受診しました。

 

その皮膚科で前回ステロイド外用剤や漢方を使用したが効果が無かったこと、生活習慣は改善したこと、歯医者でもらった抗生物質を飲んだら少し症状が改善したことを相談しました。

 

その皮膚科では、抗生物質1週間分とダラシンTローションを処方していただきました。

 

ダラシンTローションはニキビの原因となるアクネ菌などに対して抗菌作用を示す、ニキビを治療する外用薬です、

 

また相談した際に脂漏性皮膚炎用のシャンプーや薬用シャンプーがあることを教えていただきました。

 

 

ほぼ完治へ

 処方していただいた抗生物質とダラシンTローションを飲み続け、薬用シャンプーを使用した結果、劇的に症状が改善しました。

 

今までの悩みは何だったのかというほどの変化でした。

 

抗生物質は1週間飲み切り、塗り薬は1か月使用しました。

 

使用開始1週間で症状が改善しはじめ、1カ月後には炎症やできものは全て治っていました。

 

今では全く炎症やできものは無く、抜けてしまった個所の髪の毛もしっかりと生えてきています。

また25歳の今に至るまで再発もしていません。

 

 

 

 最後に

 今回脂漏性皮膚炎に関する原因や、治療方法を書きましたが、効果にはやはり個人差があると思います。自分にあった治療方法を皮膚科でしっかりと相談し実施するようにお願いします。

この記事が脂漏性皮膚炎に悩んでいるかたの参考になれば幸いです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。